
ブランディングを生業として10年になろうとしている中で、ブランディングとは何か、社内外に話す機会も増えました。一度備忘録も兼ねて、私がどのようにブランディングと関わってきたか言語化したいと思います。
美大生時代
ブランディングていう授業があるらしい。ソニーの人が講師らしいから大きな企業でやるものなのかな。デザインにどう関係するのかはわからない。
メーカーインハウスデザイナー時代
やたらブランディングが会話に出て来る。デザイン文脈においてはロゴとかパッケージとか包括的にグラフィックがコントロールされているものを指すのだと理解。マーケティング文脈においては売れる仕組みづくり?
留学時代
ブランディングをちゃんと学びたくて留学する。アーカーやケラーなどのフレームワークを学び、概念を体系だてて論理的に分析し最適解を導き出すことがブランディングなのかなと理解。一方でエシカルブランディングという分野を知り、人の心に響く何かを生み出す力もブランディングにはあると知る。何より文化が違えばコミュニケーション方法が違い、私の常識が他人の常識と程遠い。ブランディングって共感づくりでもあるよなあと理解。