
「ブランディング」と聞いてイメージするものは何でしょうか?人によって様々であるかと思いますが、多くは「共感を呼ぶストーリーを作ること」「デザインを統一すること」だったりするのではないでしょうか。私自身デザイン文脈のブランディングイメージ、ロゴから始まりWebサイト、商品やサービスの見せ方などデザインとメッセージに統一感を持たせることがブランディングという仕事だという考えが当初ありました。
もちろんそれらは重要です。けれど外側を整えるだけでは限界があると感じることが多くありました。例えば、リブランディングで理念を見直しそれにふさわしいロゴやwebサイトをつくったけれど、社員に浸透しておらずこれからどうすれば良いのかと悩む会社。事業が急成長し社員の足並みが揃っていないと悩む会社など、メッセージやデザインの定義だけでは解決できないブランディングの悩みがあるのだと仕事をする中でわかったのです。
ここでは内向きのブランディング、インターナルブランディングについて書きたいと思います。